代替燃料について考える

 

現在では、地球温暖化やエネルギー外交、ISの資金源になっているなど石化燃料に対する考え方が変化してきています。
特に、北南米やヨーロッパでは、代替新燃料の問題点解決や新技術の研究開発が進められています。
一言に代替燃料と言っても、温室効果ガスや燃料の原料に対する観点の相違により、バイオエタノール、バイオディーゼル、バイオガス、木質ペレット、水素、GME、下水汚泥固形燃料、メタンハイドレート、オリコール、RPFなどがあります。
バイオニュートラルの考えに基づいたバイオエタノールやバイオディーゼル、木質ペレットなどがあります。
第一世代と呼ばれるバイオエタノールは、糖質系やデンプン系の原形を糖化しアルコール発酵から蒸留する為に、トウモロコシなどの穀物類の価格高騰を引き起こした事から、セルロース系原料から製造される第二世代バイオエタノールの研究開発が進められています。更に、数十年前にNASAが、宇宙食に使用する為に培養を試みて断念してしまったミドリムシが生成するバイオエタノールにも注目が集まり、実際にアメリカではジャンボ機による飛行テストにも成功しています。国内では、木質ペレットの市場が拡大すると考えられています。
気体代替新燃料として、ヨーロッパではGMEが灯油に近い燃焼特性と液化石油に近い物性を有する事から、都市ガスやプロパンに配合されています。日本では、水素と酸素を化学反応させる燃料電池自動車が発売されるなど、無公害の水素ガスが注目を集めていますが、機器の普及やインフラの整備、規制緩和などが必要とされています。
日本の命運を握るメタンハイドレートは、早くても2025年の流通とされています。テクスチャー14